【郡山市認知症サポーター事業所】養成講座受講しました

郡山市主催の認知症サポーター養成講座を受講しました
これにより、認知症への理解を深めることができました。
当事務所のサービス制度の向上につなげていこうと考えています。
今回の学びは、
- 相続対策
- 将来設計
- 遺言
- 後見人
- 家計相談
など、幅広く相談の質を高めることに寄与することが期待されます。

1 発症率は50%以上
認知症の発症率ですが、年齢と共に発症率が高まっていきます。
以下は概算値ですが、次のような発症率とされています。
- 85歳~ 50%以上
- 95歳~ 80%以上
- 65歳~ 20%以上
65歳以上でも5人に1人は発症するということを考えると、身近な問題と言えると思います。
2 症状が6カ月続けば認知症
認知症と診断されるには、以下のような条件があります。
- 脳の働きに不具合が生じ
- 様々な障害が起こり
- 生活する上での支障が6カ月以上続く
このような条件の場合、認知症と診断されるようです。

3 実は本人が最初に気づく
認知症の症状に、最初に気づくのは本人だそうです。
- 思ったことが出てこない
- 皆が言っていることがわからない
- 頭がモヤモヤする
こういったことは、家族や周囲が気づくだいぶ前に、自覚症状があるそうです。
気づいてはいるものの、葛藤や不安、相談先がないなどの理由で、周囲に言うことができない。
結果、そのまま症状が進行していき、周囲が気づくころには認知症が相当進行してしまっているケースが多いそうです。
4 認知症?と思ったら
まずは相談するのが一番です。以下の4つが、用意されています。
- かかりつけ医 に相談 (紹介状を書いてくださることもあるようです。)
- 担当ケアマネジャー(介護の方)に相談
- 脳神経外科・内科/精神科などで診察
- 市役所の地域包括支援センターへ相談
懇意にしている病院さんがあれば、まずは一歩、踏み出してみることが次に繋がって行くようです。
5 令和時代の認知症は地域で支える
現在の認知症への対応ですが、時代と共に大きく変わっています。
以前 → 施設
現在 → 地域/家庭
これには、施設料金が高額ということと、介護サービスでは限界があるという実情があります。
ほとんどの場合は、地域と家庭で認知症の方を支えていくというやり方が、今の時代です。
冒頭でも述べた発症率もあいまって、一人一人の求められることが、増えているようです。

6 我々はどう関わっていくか?
認知症の方、認知症の方を家族に持つ方に、我々はどう関わっていくかということですが、まずは大きなスタンスを理解することが大事です。
- 具体的な援助は出来なくても、理解者であること
- 記憶は残らないが、感情は残る
- 「認知症の人」ではない。その人が「認知症」になっただけ。
上記を踏まえて、我々にできる7つのことをご紹介します。
- まずは見守る
- 余裕をもって対応する
- 声がけは一人で行う
- 後ろからの声がけはNG
- 目線を合わせて優しい口調
- 穏やかに、はっきりした話し方
- 相手の言葉に耳を傾け、ゆっくり対応する。
家族や知り合いが認知症のときは上記のような対応が良いようです。
道端であったら、このような対応の後に、警察に連絡するなどの対応をするのが良いようです。
この輪が、本人や家族を含め、地域で支えていくということに繋がって行きます。

満足できる人生のお手伝い
今回認知症サポーター養成講座を受講して、私個人としても、当事務所としても、守っていこうと考えたことがあります。
- 認知症の理解者であること
- 記憶は残らないが、感情は残ること
- 「認知症の人」ではない。その方が「認知症」になっただけ
これらを考えてさらにできることは、
満足できる人生のお手伝い
ということです。
当事務所では、様々なご相談を頂戴します。
相続、ライフプラン、遺言、後見人など、
人生のお悩みと、お金の悩みは、切っても切り離せないものです。
だからこそ、ご相談に向き合う者として、お金だけでなく、「満足できる人生」というところにフォーカスを置いて、向き合っていきたいと思います。
サービスを通して、お客様が満足できる人生を送るお手伝いをすること
遠藤光寛税理士事務所および株式会社トライアンドエラーは、サービスを通して、郡山市の地域としての支援に寄与していきたいと思います。