開業2周年になりました。

経験なし・人脈なし・お金なしからのスタート
2018年9月1日のことです。
18年お世話になった税務署を退官し、税理士事務所として開業しました。
税理士業界の経験もなく、お客様のあてもない。
資金は蓄えはいくらかあるものの、潤沢なほどあるわけでもない。
そんな中での船出でした。
そこから早2年。
今現在、業績好調であり、今年5月には株式会社を設立することもできました。
支えてくださった方々に心から感謝すると共に、今後もたゆまぬ精進を重ねていきたいと思っております。

今を支える3つの要素
今がある要素は3つあると考えております。
1 見方になってくださった方
2 悪意を浴びせた方
3 自分の弱さ
いずれも、今を支える大切な要素です。
1 見方になってくださった方
・お客様
・アドバイスをくださる方
・サポートしてくださる方
・家族
お客様は、私が語る未来を信じて、大事な事業を託してくださいました。
アドバイスをくださる方は、自分の貴重なノウハウや時間を、私のために割いてくださいました。
サポートしてくださる方は、陰日向に味方になってくださいました。
家族(妻)は、私のやることに一度も反対したことはありません。私のやりたいようにさせてくれました。
数多の方々に助けられて、ここまで来ることができました。
本当に感謝しかありません。
2 悪意を浴びせた方
・通用しない
・できるわけがない
・ダメだな
・話にならん
・若いくせに
・考えなし
・その程度で
・税理士の品位を損なう
・絶対失敗すると思うけどね
・今だけだ
・あの馬鹿
面と向かって言われたこともありますし、わざと聞こえるように大声で言う人もいました。
根も葉もない噂をまかれることもありました。
未だに嫌がらせをする人もいます。
そのときはショックで、しばらく引きずったり落ち込んだりすることもありました。
悔しくて悔しくて、堪りませんでした。
それが前へ進むための素晴らしい燃料となってくれました。
前進するための最大の原動力は悔しさ
とはよく言ったものです。
嫌がらせを受け、無念や悔しさを思い出すたび、もっと高みを、もっと上を目指すよう、自分を奮い立たせることができました。
3 自分の弱さ
勇んで開業したものの、いろいろなものを持っていませんでした。
・法人顧問 → 国税局の資料調査課や調査査察部まで歴任した国税OB税理士先生には及ばない
・相続、贈与 → 採用から退官まで40年にわたり相続や贈与を専門に行ってきたOB税理士先生には及ばない
・IT、クラウド → GASを使いこなす会計士先生には及ばない
・銀行融資 → 専門で行っている税理士先生には及ばない
・お悩み相談 → コーチングやティーチングをメインにしている先生方には敵わない
・経営相談 → 経営コンサルタントをしている先生方には敵わない
・会計業務 → 会計事務所での勤務経験がない自分には、どの会計事務所にも敵わない
何から何まで不足していました。
全てが不自由で、不完全で、弱くてちっぽけです。
だからこそ、不足を埋めるため出来る限りのことはやってました。
東京に素晴らしい方がいると聞けば何度も赴き、数多のセミナーや集まりに参加し、情報交換させていただき、個人レッスンもお願いしたこともありました。
自分のレベルを短期であげるには、これが最善手と判断しました。
勿論それにかかる費用もなかなかの金額です。課金厨どころか廃課金レベルです。
ですが、全く後悔はありません。学びの過程の中で、あるコンサルの先生からこんなことを教わりました。
ビジネスの鉄則は、帰納法(成功者の模倣)である
別の先生からは、こんな言葉をいただきました。
1つをパクれば、パクリだが、1000個パクれば、オリジナル
多くの方々からいただいたノウハウや知識を組み合わせることで、自分だけのオリジナル路線を確立することが出来ました。
感謝と、初心

お客様はじめ、応援してくださった方々のおかげで、当事務所があります。
私の話に耳を傾け、未来を信じてくださった方には、もっと繁栄していただきたい。
費やした全ての努力が、報われて欲しいと切に願っています。
願いを現実のものにするためには、チャレンジが必要不可欠です。
成功する方法は、成功するまでやめないこと
そしてその努力は、正しいものである必要があります。
その精度をあげるためにも、私自身のたゆまぬレベルアップが必要不可欠です。
今に満足することなく、いつでも謙虚に、フットワーク軽くチャレンジし続けようと思っています。
水戸黄門のオープニング曲「ああ人生に涙あり」に、こんな歌詞があります。
人生勇気が必要だ
くじけりゃ誰かが先に行く
後から来たのに追い越され
泣くのが嫌なら
さあ歩け
今の状況に決して満足することなく、
お客様の夢の実現へ向かって幾星霜ものトライアンドエラーを繰り返す。
そして正しい努力ができるよう、お客様を支える。
当事務所は、これからも、そうある方針です。

