収用【建物】の申告手続きに対応可能になりました

当事務所では、収用の申告手続きへの対応が可能になりました。

収用とは?

道路を通す、作るなどの理由で、
国や県、市町村から土地や建物を買い取らせてくださいと言われることがあります。もちろん、買い取り価格は手厚いことが多いです。
 
このとき、内容によっては、税務申告の手続きが必要になることがあります。
個人で所有している土地や建物の場合、
・所得税
・住民税
・消費税(事業用だった場合)
など多岐にわたる手続きが必要になります。
 
かなり特殊な手続きとなるため、大抵はプロの税理士や会計事務所に依頼することが多いです。
ですが、この収用という手続きは、プロの中でも特殊領域であるため、二の足を踏むことが多い手続きなのです。
 
 

なぜ特殊なのか?

以下の理由が挙げられます。
1 機会がない
2 資料が少ない
3 劣化しやすい
4 リスクが高い
 
1 機会がない
 まず、収用になるというシチュエーションが滅多にありません
 ① 道路を拡張する計画があり
 ② たまたまその道路の沿線上に
 ③ 自分の家や建物があった
 という確率は、相当なものです。
 
2 資料が少ない
 ① 1により、シチュエーションが滅多にない
 ② 専門書でもほぼ全滅
  本として出版しても、採算は全く取れないと思います。
 ③ 実務に携わるのは、県や市町村職員、税務職員の中でも一部のみ
  官公庁の中では取り扱いの虎の巻があるところもありますが、一般には出回らない資料です。
  また、そもそもの数がないため、役所の中でも手厚く人員を置くことはしません。
  したがって、官公庁の中でも取り扱いを知る人は極僅かです。
 
3 劣化しやすい
 1により、シチュエーションがないため、一度実務を行っても、次は数年後になるケースがほとんどです。
 
4 リスクが高い
 収用の保証が手厚いということは、金額が高額であるということ。
 1~3により間違いやすい下地が揃っているのに、取り扱いを間違えたとき、お客様へのご迷惑を考えると・・・正直想像したくありません。
 
 

特殊性への対応

当事務所では、以下の点で対応しました。
1 資本(資金・時間・労力)の投下
 ① 税法、参考文献の洗い出し
  法律、法令、通達はもとより、過去の判例、参考書を徹底的に考査考課しました。
 ② 士業3名の協力
  ・東北税理士会本部の相談員の税理士2名(東北地区の税理士2,700名の頂点といっても過言ではない方です。)
  ・資産税事務40年以上のキャリアをもつ大ベテラン税理士1名(福島県トップクラスの資産税専門の先生)
  のご協力、ご指導を賜りました。(そのため、仙台に2回出張しました。)
 
2 ノウハウまとめ
  上記を基に、FAQ集と法律集をまとめました。
 
3 システム化
  上記1、2をシステム化しました。
  金額を入力すれば、収用の税金計算ができるシステムをエクセルで開発しました。
 
これにより、
・資料が少ない
・劣化しやすい
という問題を解決し、
リスクの低減につなげることができたと思っています。
 

お客様へのメリット

こんなサービスを提案できます。
1 スムーズな税務申告手続き
2 登記も含めたワンストップサービス
 
1 スムーズな税務申告手続き
 ・税理士4人分の知識とノウハウ
  私だけの知識だけでなく、福島、東北地区でもオールスターの税理士3名の知識の集大成です。
 
2 登記も含めたワンストップサービス
 当事務所では司法書士さんとも提携していますので、お話いただければ登記手続きも対応することができます。
 
収用のご相談があれば、お役に立てればと思います。
 
 

当事務所の行動指針

当事務所では、お客様の「パートナー」となることを標榜しています。
 
ですが、見た目や社歴で頼りないと判断されたり、低評価をいただくこともあります。
また、過去において他の会計事務所さんから心無い対応をされた体験から、「税理士」に良いイメージをもっていない方からは、一括りにされ一方的な批判を受けることもあります。
 
 
当事務所では、お客様には徹底的に寄り添い、最善を尽くすことをモットーにしています。
そうでないと、「パートナー」と名乗る資格はないと思います。
 
そのためには、私自身が成長し続けることが不可欠です。
・弱点があれば、必ず克服する。
・知識やノウハウは吸収し、失敗しても糧とする。
 
口先だけではなく、そのための合理的な仕組みと活動を、今後も続けていく所存です。