最近のレジは凄いんです! AirREGI(エアレジ)
IT税理士の遠藤です。最近飲食業の方々を中心に、レジの導入について相談を受けることがあります。トータルサポートを目指す私としては、レジについても詳しく知っておきたい!
一番知っている人に聞くのが一番!ということで、ビッグカメラ有楽町店内のエアレジカウンターにお話をお伺いしに行って参りました。
AirREGI(エアレジ)とは?
リクルートが開発した、POSレジアプリです。従来のレジ端末にクラウド能力と計算能力を付与したことにより、レジ作業から会計帳簿の記帳に至るまで一気通貫に処理ができるため、格段に利便性が向上しています。
・使用者割合
飲食業 約80%
理美容 約20%
・機器構成(ベーシックセット)
1 iPad
2 キャッシャー
3 レシートプリンター
4 カードリーダー
導入に必要なもの
・導入費用 約24万円(税込)(3年間保証付き)
・無線Wi-fi環境
メリット
・運用費用が0円
(カード決済手数料は別途かかります。)
・ほぼ全ての決済手段に対応
(カード、電子マネー、商品券、QRコード等にも対応しています。)
・専用回線が不要
(サーバーとはWi-fi(iPadをセルラーモデルにすればセルラー回線)、ドロアーやレシートプリンター、カードリーダとはBluetoothで接続されるため、出張販売も可能です。)
・レジ〆、集計作業が圧倒的に早い
(自動カウントのため、ボタンを押せばすぐ確認可能です。)
・ほかのIPhone やiPad にも導入可能
(クラウドで繋がっているため、わざわざお店の端末を確認せずとも自分のスマホやPCから確認が可能です。)
・クラウド会計システムへ連動が可能
(会計freeeにも対応しており、売上記録を連動することができます。)
デメリット
・導入費用がかかる(約24万円)
・体験コーナーが全国に少数(東北地方の最寄は新潟か東京)
・無線環境が必要
・商品が全て課税売上になってしまう
(現状では非課税、課税を分けることができない。(現状未対応))
その他(FAQ形式)
Q1 補助金の対象業種は?
A1 主に飲食、小売業
Q2 申し込みはどうするの?
店頭 → ビックカメラエアレジサービスカウンター
Airレジサイト → こちら
Q3 商品の登録はどうやってするの?
A3 Excelでも端末でも可能
(大量登録はエクセルが便利、バーコード登録も可能)
Q4 売上管理は?
A4 端末で可能
会計ソフト(freeeなど)と連動も可能
Q5 出来ないことは?
A5 ポイントカードをバーコード制にして読み取りするようなことは非対応
(顧客情報を入力し、それに応じて分析したいときはレジごとに手打ちする必要あり。)
Q6 保証内容3年の内容は?
A6 3年以内なら無制限に使用可能
(iPadを落として壊した、水にぬらして壊した(飲食業の方はよくあるそうです。)などでも保証対応、かつ数日(最短当日)のうちに交換OR修理対応)
Q7 既存のカード決済端末は使える?
A7 使用可能
(iPad+ドロアー+レシートプリンタに、+既存のカードリーダーという組み合わせも可能です。)
まとめ
ざっと書いてみましたが、とにかく直感的に操作できるので、従業員に対する研修コストがほぼ不要です。(私も1時間くらいさわったら慣れました。)
集計も画面でリアルタイムでできるため、レジ締め、レジ開けにかかる労働力や時間を大幅に減らすことができると思います。
導入にコストがかかりますが、店頭から会計帳簿に至るまで事務量を大幅に削減出来るのは長い目で見れば相当なメリットになると思います。
電子マネー、QRコード決済が急速に普及する中で、確実に今のうちに導入しておくのがよいと感じました。
当事務所では、こういった最新機種やテクノロジーを上手に組み合わせてお客様の事務負担を軽減することを提案しております。
ご興味ありましたら、是非お問い合わせください。