初心者ですが富士山登れました! その1 (五合目前泊~七合目 ご来光)

ってよかった富士山

平成30年7月19日、富士登山しました。

1日で富士登山 & お鉢回りができました。

感想は、

登って良かった!

の一言に尽きます。

当ブログでは、まだ富士山に登ったことのない方、登ってみたい方もいらっしゃると思いますので、富士山の魅力 & 登ってみないとわからない感想を記録として残しておきたいと思います。また、経験者の方はあるあるネタとして読んでいただければ幸いです。

当ブログをきっかけに、富士山に興味を持ってくださる方が増えることを願っています。

そうだ、富士山行こう!

平成30年7月10日、18年間勤務した税務署を退職しました。

第二の人生を税理士としてスタートするためです。

開業の見通しは9月ですので、準備期間とはいえ、約2月お休みがあります。

せっかく時間が空いているので、これまでできなかった夢を叶えようと思いました。

子供のころからの夢であり、一生に一度は行きたいと思っていた富士山登山を実現しようと思いたち、実行に移すこととしました。

私のスペック

37歳 男 (2カ月前ヘルニア手術&入院済)

富士山経験:車で吉田口五合目のみ

登山:トレッキング程度(愛読書は「岳」)

体力:ジム通い週3日 × 2年くらい

登山計画

コンセプト:ストレスのない登山

  • 混雑していない時期、日付、時間帯を狙う
  • 山頂でのご来光はあきらめる
  • 山小屋(六合目以上)には泊まらない

とにかく、混雑のないこと、気持ちよく登ることを優先させた結果、

① ゆっくり手足も伸ばして眠れ、

② 比較的登山者も少ないシーズンの、

③ 夏休み前、ど平日の木曜日で、

④ 混雑する山頂ご来光時間からも外れ、

⑤ 前泊するので高度順応もできる

それが、7月19日(木)でした

 

登山予定

平成30年7月18日(水) 自宅(福島県郡山市) ~ 前泊(五合目)

平成30年7月19日(木) 朝から登山&お鉢巡り(体力があれば)& 下山 旅館で一泊

平成30年7月20日(金) 帰宅

 

 

富士登山記録

平成30年7月18日 17:30 吉田口五合目到着

朝から新幹線&高速バスを乗り継ぎ、五合目にやってまいりました。

18:00近いというのに、まだまだ明るいです。念のため、酸素缶を調達します。

明日はここに登るのか・・・と思いながら、早めの就寝に入ります。

 

平成30年7月19日 3:15 富士山五合目吉田口出発

2:00には起床しました。装備の最終チェック&行動食を食べてから山荘を出ます。

外は真っ暗、気温は9度。長袖ウェアを着ていましたが、寒いのでフリースを着ます。

ヘッドライトを装備していざクライムオン!(三歩さん風)

 

3:48 富士山六合目到着

暗闇の中をザクザク歩いていたところ、六合目に到着しました。

2,000円お支払いして安全のため、ヘルメットを借ります。

帰りにヘルメットを返却すれば、2,000円は戻る仕組みです。

ここで一応トイレに入ります。

太平洋側を見ると、少しずつ空が白み始めています。

富士山側。山小屋の光が、暗闇の中明るく光っています。

4:20 ご来光間近となってまいりました。

山側はこんな感じです。30分ほどで大分明るくなりました。

山小屋宿泊者の方々も、ご来光を今か今かと待っているようです。

 

4:48 富士山七合目到着 ご来光

遂に念願のご来光です。登山道の端っこに腰を下ろし、ありがたくお迎えしました。

陽の光を全身に浴び、身体が活性化される気がします。

この時間の登山道には誰もいませんでしたので、ご来光貸し切り状態!

ありがたやありがたや。

ご来光と逆光と私。

ご来光を身体に浴びながら、行動食タイムです。

ウィダーイン、カロリーバー、BCAA、デザートに羊羹(行動食)とお茶も堪能しました。

富士山でご来光を浴びながら、誰にも邪魔されず、好きな甘いものを食べる。

これぞ、孤独のグルメ。最高の贅沢です。

そしてラインに投稿しまくる。(朝から迷惑)

ご来光の感動を味わい、エネルギーチャージも済ませたので、再開します。

岩場を両手を使って登ります。

ここはストックを使うより、ほぼ四つん這いのような格好で登ったほうが楽でした。(傾斜もきつかったですし。)

岩は鋭く、ごつごつしています。

登山グローブを持って行って正解でした。

なお、軍手でもいいからここはあったほうがベストです。

 

手前に見えている鎖を掴んで登ってはいけないそうです。

注意書きもありました。

ついつい掴みそうになる気持ちは、現場に行くとなんとなくわかります。

僅かな時間の間に登っていく太陽。

雲上の登山道です。青空が何ともいえない美しさです。

そして八合目へ続く・・・